こんにちは、つまおです。
8月24日の朝マーケットの結果を見たところ、トランプ大統領のTwitterパワーでNYダウで623ドル下落し、米ドル円で1円以上円高が進む結果となっていました。
円高はループイフダン(買い取引)にとって嬉しくない状況ですが、株安傾向によって株価指数CFDでのFTSE100投資の魅力が増してきたので、どんな魅力があるのか紹介したいと思います。
目次
魅力その1.国際的に優良な銘柄へ投資できる
イギリス自体はブレイグジットがどうなるのか?や貿易赤字国である点など、リスクは挙げだすとキリがないですが、ヨーロッパ圏内では名目GDPはドイツにつぐ2番目の経済大国になります。
また元々、金融の中心地はロンドンにあったという歴史もあり、イギリス株には大手優良な銘柄が存在しています。
そんなイギリス株の時価総額上位100銘柄で構成されたFTSE100は、以下のような国際的にも有名な銘柄が組み込まれています。
バークレー・グループ・ホールディングス HSBCホールディングス グラクソ・スミスクライン アストラゼネカ プルーデンシャル ロイヤル・ダッチ・シェル
FTSE100で言えば、前述のようなグローバル企業が多いため、イギリス単体への投資ではなくもっと広い世界への投資になると考えています。
そのため、イギリス単体で問題が起こってもFTSE100の価格変動は比較的に緩やかな印象を受けています。
魅力その2.高配当である
株価指数CFDの中でも、FTSE100を買い取引で保有することで貰える配当が高い点が魅力です。
以下、2018年実績の例になります。
-
-
くりっく株365の場合
-
金利相当額は支払った金額のため、配当相当額から差し引くと、22,216円/枚になります。
1枚取引価格は、レバレッジ1倍の時に必要な投資資金だと言えるので、実際各レバレッジで考えた場合の収益率は以下の通りです。
収益 | レバレッジ | 1枚取引価格 | 利益率 |
22,216円 | 2倍 | 351,750円 | 約6.3% |
22,216円 | 3倍 | 234,500円 | 約9.5% |
22,216円 | 4倍 | 175,875円 | 約12.6% |
-
-
GMOクリック証券CFD口座の場合
-
GMOクリック証券のFTSE100では、くりっく株365とは以下の点で大きく相違します。
1.1枚取引価格当たる項目の通貨がポンド(2018年末ポンド円レート139.89円)であること。 2.取引単位が0.1倍から可能であること。(くりっく株365の10分の1) 3.レバレッジが10倍であること。
上記3点を考慮すると、くりっく株365に合わせた1枚取引価格は93,152円だと算出することができます。
同じレバレッジ2~4倍の表にすると以下の通りです。
収益 | レバレッジ | 1枚取引価格 | 利益率 |
3,711円 | 2倍 | 46,576円 | 約8.0% |
3,711円 | 3倍 | 31,050円 | 約12% |
3,711円 | 4倍 | 23,288円 | 約16% |
FTSE100で実際儲かったことあるの?
2017年と2018年にくりっく株365のFTSE100で、私自身どの程度収益をあげたかについては、過去記事に載せていますので参考にしてみてくだい。
ちなみにくりっく株365でFTSE100を運用していた頃は、1枚あたりの目安資金は、25万円(その時の価格によるがレバレッジ3倍程度)で取引を行っていました。
配当があるため、基本はバイアンドホールドでじっくり待ち、予想を上回る価格まで来た際には少しずつ売るような運用を行っていました。
魅力的な投資先とはいえ注意して欲しい点
今後ブレイグジットが実際どういった形で進めれて行くのか、不明瞭なためリスク管理は是非しておいて頂きたいです。
Investing.comより2018年以降のFTSE100先物週足チャートは以下のようになっています。
読み取れる点として例えば、2018年5月終わり頃〜2018年12月にかけて、7800ポンド近くあった相場が、6600ポンドまで下落しています。
1年間で1,200ポンド近くは変動した過去があると認識できます。
今後も何が起こるのかわからないため、この直近の変動幅と同じような動きが起こったとしても、判断を迷わないような損切り設定や資金の確保といった準備が必要となります。
また今後、価格変動予測に合わせた必要資金や含み損の試算をするシートの作り方を公開して行こうと思います。