こんにちは、つまおです。
FXを人に教えた際に、必ずと言っていいほど話題になる超高金利通貨トルコリラの2019年時点での個人的見解を書いておこうと思います。
ちなみに、トルコリラ円は一応保有はしていますが、含み損を抱えたポジションのものが大半です。大阪でのG20が終わり後、相場が上昇気味で嬉しい限りです。
2019年までのトレンド
改めてですが、トルコリラ円の下降トレンドをマネーパートーズの月足チャートを使って再認識しておきたいと思います。
2014年12月から下降し続け、2019年7月5日時点では19円台となっております。50円を下落開始と考えた場合に、31円分の下がった計算になります。
仮に2015、2016、2017、2018年の4年間、1万通貨あたりの年間スワップポイントが3万円だったとしても計12万円となるため、長期的に見てスワップポイントでは下落分を相殺できていないことが分かります。
ちなみ横道にそれた話になりますが、私はチャート分析する際はマネーパートナーズの口座から過去チャートのデータをcsvファイルで取得して利用しています。これが意外と便利でこれだけで口座開設するのは有りかなと思ってるぐらいです。
下落が続くトルコリラ円を保有する理由
前述の通りトルコリラ円は、過去のチャートから見ても分かる通り下降し続けています。それでもトルコリラ円の保有をしています。
やる理由としては、シンプルで”分散投資”のためです。正直、含み損を抱えるのは辛いのですが、他の先進国通貨などが下がった際に反対の動きをすることもあるので、そういった場合に安心感を得るのに役立っています。
また、下記のように2018年5月から飛躍的に金利上昇したことで、スワップ収益を得る対象として非常に魅力的になったのが大きいです。この金利上昇をきっかけに、よりスワップポイントが高い証券会社を選ぶようになりました。
投資スタンス
保有するにはしているが、トルコリラ円ですがやはり保有しすぎるのは、急な下落が起きようものならもう精神的につらい状態が続くため以下投資スタンスで臨むようにしています。
1.1,000通貨単位で取引可能な口座を使う
トルコリラ円を始めた頃の失敗に対する教訓なのですが、もしトルコリラ円の保有をしてみたいと言う方がいれば、強く!強く!強く!
最低1,000通貨単位で取引可能な証券口座を使うこと推奨致します。
理由としては、仮に資金が20万円、トルコリラ円のレートが20円で1万通貨(レバレッジ1倍)で運用する方針だとします。
その場合に、1万通貨で取引してしまうと、1回で取引が終わってしまい下落しても何もできない状態になります。
一方、1,000通貨単位で取引可能であれば、下落しても買い下がりが行えます。既知の通り、トルコリラ円は下落するのが当たり前のため、買い下がりを行っていき、保有ポジションの平均額を下げて行くのが効果的だと考えています。
私の場合、一番最初に1万通貨単位の証券会社口座で始めてしまい…2018年の金利上昇をきっかけに1,000通貨単位で取引可能な証券口座を利用するようになってからこのメリットに気づきました。
ちなみに気づかせてくれたのは、ヒロセ通商のLIONFXです。
2019年7月現在1,000通貨単位の取引でメインになっているのが、
2.保有比率は全資産の5%以下を維持する
次にスタンスとして、決めているのが保有比率をむやみに増やさないことです。特に、大量に保有しても正直下落して儲からないことは分かりきっているので、全資産の5%以下(かつレバレッジは2~3倍の範囲内)を維持するルールを守るようにしています。
必要証拠金が小さいので取引数量も多くできると油断しがちだと思いますが、上昇する機会が非常に少ないため、先進国通貨と同じ感覚で取引しないように注意をしています。
3.スワップポイントは決済時に受け取れる口座を使う
短期売買するのであれば、全く気にする話ではないですが、数年単位で保有する前提であれば、スワップポイント分が未実現利息の扱いで、決済するまでスワップで得た収益に税金が掛からない口座を利用するスタンスです。
スワップ分の利益を毎年税金(約20%)を払って減らすのではなく、決済しない限り受け渡しが起きないので含み益のような形で、再投資に回せる形を取るか違いになります。
そのスワップポイントの受け取り方が有利なのが、以下あたりの証券口座になります。