2019年12月時点ループイフダンとトラリピの違いを比較してみた

こんにちは、つまおです。

私が実際に利用してるFX自動売買のループイフダンとトラリピについて、これまで比較した結果を可視化した事がなかったので、2019年12月時点の情報で比較を行ってみました。

概要

前提として、2019年12月19日時点かつ個人口座での情報です。

ループイフダンとトラリピは、イフダン注文を繰り返す点や取引手数料が無料といった点で共通しています。反対に設定機能(値幅の設定方法等)に大きな違いがあります。

今回の比較するのは、設定機能を除く一般的な取扱通貨ペア、スプレッド、スワップポイントだけにしたいと思います。

その比較によって、同じ通貨ペア(自動売買も同じ前提で)だとどちらのFX自動売買が有利か?まで分かるようにしたいと思います。

比較項目

1.取扱通貨ペア

取扱通貨ペアは、ループイフダンが20種類、トラリピが13種類でした。

比較表にすると以下の通りです。

通貨ペア ループイフダン トラリピ
米ドル円
ユーロ円
英ポンド円
豪ドル円
NZドル円
カナダドル円
スイスフラン円
トルコリラ円
メキシコペソ円
南アランド円
豪ドルスイスフラン
豪ドルNZドル
豪ドル米ドル
英ポンド米ドル
NZドル米ドル
ユーロ豪ドル
ユーロ英ポンド
ユーロ米ドル
米ドルカナダドル
米ドルスイスフラン

ループイフダンでは、2019年11月5日に通貨ペアを6種類追加しており取扱数の差になっています。

お客様からのアンケート調査などをもとにループイフダン対応通貨ペアに「英ポンド/米ドル」「ユーロ/英ポンド」「ユーロ/豪ドル」「米ドル/スイスフラン」「米ドル/カナダドル」「豪ドル/スイスフラン」を追加しました。

ループイフダンのこれまでの改善事例についてより引用

2.スプレッド

スプレッドに関しては、取扱通貨ペア全てでは無く対円通貨ペアのみを比較致します。

ループイフダンは原則固定のようで公開されている値を記載しています。

一方、トラリピは変動制のようで公開されておらず、トラリピのレート画面から目視した大体の値を記載することとしました。

通貨ペア ループイフダン トラリピ
米ドル円 2.0銭 約4.0銭前後
ユーロ円 3.0銭 約5.0銭前後
英ポンド円 5.0銭 約8.0銭前後
豪ドル円 4.0銭 約7.0銭前後
NZドル円 6.0銭 約7.0銭前後
カナダドル円 5.0銭 約5.0銭前後
スイスフラン円 4.0銭
トルコリラ円 7.0銭 約6.0銭前後
メキシコペソ円 7.0銭 約3.0銭前後
南アランド円 7.0銭 約3.0銭前後

比較してみると主要国通貨ペアのスプレッドは、ループイフダンの方が有利である事がはっきりしました。

一方で、高金利のトルコリラ円、メキシコペソ円、南アフリカランド円だけは、トラリピの方が有利という傾向が見て取れました。

    • (参考)FX自動売買システムが無い証券会社のスプレッド

2019年オリコン顧客満足度ランキングのFX取引総合1位と人気と言えるマネーパートナーズのパートナーズFXのスプレッドを参考値として以下に記載致します。

通貨ペア パートナーズFX ループイフダン
米ドル円 0.3銭 2.0銭
ユーロ円 0.4銭 3.0銭
英ポンド円 0.9銭 5.0銭
豪ドル円 0.6銭 4.0銭
NZドル円 1.2銭 6.0銭
カナダドル円 3.8銭 5.0銭
スイスフラン円 3.8銭 4.0銭
トルコリラ円 1.9銭 7.0銭
メキシコペソ円 0.3銭 7.0銭
南アランド円 1.0銭 7.0銭

上記の比較表からループイフダンに比べて、パートナーズFXの方がスプレッドが割安だと分かります。

特にメキシコペソ円を比較すると23倍のスプレッド差(取引コストの差)があり、個人的にはループイフダンでメキシコペソ円を運用する気が失せる結果となりました。

3.スワップポイント

スワップポイントに関しては、スプレッドと同様に対円通貨ペアのみで付与される金額を比較します。

金額は、2019年12月18日適用の1日あたりに発生する10,000通貨単位のものです。

通貨ペア ループイフダン トラリピ
米ドル円 55 -62 5 -115
ユーロ円 -20 12 -75 5
英ポンド円 47 -54 15 -47
豪ドル円 16 -28 1 -53
NZドル円 16 -31 1 -52
カナダドル円 40 -49 3 -53
スイスフラン円 -32 19
トルコリラ円 67 -84 10 -70
メキシコペソ円 16 -31 4 -19
南アランド円 16 -24 10 -15

プラスのスワップポイントが付与される売買において、ループイフダンの方が全てで有利に働いていることがはっきりと分かりました。

ちなみに、1,000通貨単位で取引を行った場合にはスワップポイントの端数が発生します。

その端数処理のルールは、ループイフダン、トラリピともに共有しており、未決済ポジション分は累積されるルールになっています。

ループイフダンのスワップポイントについてよくある質問より引用

比較してみて

上記3項目だけで比較をすると、ループイフダン>トラリピという結論に至ると思います。

但し、今回は自動売買の設定機能を考慮していないことに注意する必要があります。

設定機能で言えば、トラリピの方が任意で指定可能な項目が多く、例えば自動売買を稼働するレートの上限下限を指定をすることでリスク管理ができる強みがあると考えています。

あくまで今回の3項目比較では、ループイフダンが有利という話ですので、実際に自分自身で何年か運用し、自身が重要とするものに適したやり方を見つけて欲しいと思います。

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