2000万円不足問題は20~50代で想定する老後の金融資産と現実との間にも乖離があった

こんにちは、つまおです。

老後に2,000万円不足する問題に付随して、2018年にメットライフ生命が行った 「『老後を変える』 全国 47 都道府県大調査」の内容を紹介しておこうと思います。

この調査から老後の不安について、各世代ではどのように感じているのかが見えてきますし、何より60~70代を除く全ての世代で老後の備えとして十分な金融資産と 自ら想定している金額と現実の金融資産額の乖離が2,000万円あるのが目立つ結果となっています。

どういった調査か?

ライフ・シフトの本でも取り上げられる人生100年時代において、今後の生き方や長生きとともに問題となるお金、健康、認知症などの意識調査が行われています。

以下、2018年にメットライフ生命が行った 「『老後を変える』 全国 47 都道府県大調査」より引用です。

全国 47 都道府県の 20 歳~79 歳までの男女 14,100 人を対象に、「老後」に関する調 査を実施し、その結果をまとめましたのでお知らせします。 本調査は、人生 100 年時代の到来といわれるなか、「老後」についての年代間・地域間などの意識の 違いや、「健康」、「お金」、「人とのつながり」などへの意識や傾向などに焦点をあてました。

個人的に覚えておきたい結果

調査結果を読んでみて、都道府県別の数字も出してくれていたりしますが、やはりこの2つに集約されると思っています。

現在と想定の乖離金額

どの世代でも乖離が生じていることが分かります。

また世代が高くなるほど、「老後の備えとして十分な金融資産と自ら想定している金額」が大きくなる傾向が伺えます。

ただ残念なことにこの調査では、「老後の備えとして十分な金融資産と自ら想定している金額」が何を根拠に算出した値なのか?乖離していることが分かった上でに乖離を埋める為に行っているか?といった点まで調査がなされていません。

その為、「老後の備えとして十分な金融資産と自ら想定している金額」というのがあくまで意識!!でしかないことを理解しておく必要があります。

本当、根拠がよく分からない数字は、人になぜ?と聞かれた時に回答に困るので、無条件に他人に発信するのはやめた方がいいです。

老後に対する不安

老後に限らず、将来に対してはAIや量子コンピュータ、自動運転など技術革新での希望的な出来ことがあると同時に、個人としては親の介護や自身の健康、お金の問題への不安がつきない状態です。(2019年6月時点で30代独身長男です)

この調査で、老後に対する不安として、上記項目が挙げられていました。

ちょっと将来への不安とニュアンスがずれますが、私以外の人でも悩みは同じなんだなと他の人と同じ悩みを抱えていることが分かり、気が楽になりました。

何も悩みの問題は解決していないのですが。

結局今すぐできること

今現在から老後への不安に向かってできることといえば、結局資産運用(投資)するしかない、また同時に会社員であれば給与以外で稼げるスキルを磨いて行くしかないよというのが現時点での個人的結論です。

特に、資産運用は男女、年齢、人種に関係なく誰もができること(一定年齢以上など証券口座を作る際など条件はありますが)であり、国や誰かのせいにはせず、自助努力としてやるのは必須だと強く訴えたいです。

資産運用は、元本保証はされていませんから、短期的に見れば、含み損を抱えることも当然あります。損を出せば自己責任です。

だからといって、今回の調査でも金融資産の現実との乖離や老後の不安でお金が必ずついて回って来ることを考えれば、資産運用を全くやらずに手をこまねいるよりかは、解決手段を実行出来ているので素晴らしいことだと考えており、投資初心者にも伝えてるようにしています。

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