こんにちは、つまおです。
2019年に書いていたメキシコペソ円の過去最安値が2020年になり更新され、かつメキシコペソ円の取引を再開しましたのでメキシコペソ円に関する情報の最新化をしたいと思います。
最安値の更新
2019年8月時点までの最安値は以下の通りで過去記事に記載しています。
ベース | レート[円] | 時期 |
安値 | 4.96 | 2016年11月 |
終値 | 5.04 | 2016年9月 |
参考:マネーパートナーズのパートナーズFXチャートより
ただ、今回2020年3月になって前述の最安値が更新されました。
参考:マネーパートナーズのパートナーズFX日足チャートより
現在進行系で更新が進んでいるかもしれませんが、2020年3月16日取引終了時点は以下の通りです。
ベース | レート[円] | 時期 |
安値 | 4.50 | 2020年3月12日 |
終値 | 4.63 | 2020年3月16日 |
終値ベースでも、4円台を記録するようになりました。
また直近10年の為替レートを見ると、8円台→5円台に急落した時期が見受けれます。
急落の程度感として、今回も同規模の急落が起きないか注意を払う必要があります。
メキシコ政策金利の状況
次にメキシコペソ円の利点である高いスワップポイントに影響するメキシコの政策金利の状況を整理したいと思います。
直近の政策金利は、7.00%になっています。(日本時間の2020年2月14日に0.25%引下げを発表)
2019年から段階的に利下げが進んでいる状況と言えます。
また、日本時間の3月3日に米国が0.5%の緊急利下げを行っており隣国との金利差を一定にするために、利下げ速度が加速する懸念もあります。
スワップポイント収益の試算
では政策金利が今後低下し、各証券会社のスワップポイントが低下した場合を試算してみたいと思います。
3月9日週のヒロセ通商の買いスワップポイント(個人向け)が9~12円で変動していたことを参考に、9円以下になったパターンで試算しています。
スワップポイント | 1日[円] | 365日[円] |
1万通貨 | 9 | 3,285 |
8 | 2,920 | |
7 | 2,555 |
1万通貨あたり投資資金が2万円と仮定すると、上記3パターンいずれでも年間収益率10%以上を見込むことが可能です。
スワップポイントの低下が続き、スワップポイントの見込みから上振れすることはほぼ無いと思えますがまだ魅力がある状況だと言えます。
最後に
メキシコペソ円に関して、安値がどこまで更新されるのか?不透明な部分とスワップポイントの低下が続くというネガティブ要素が存在する状況です。
ただ個人的には、2万円程度の少額(レバレッジ3倍未満)でも投資が可能な点や過去実績*があり割安感を感じている点で、そのネガティブ要素<ポジティブ要素が勝っていると感じています。
*過去実績(2019年)は以下を参照ください。
そのため、2020年の基本方針としては買い取引の為替レートを1万通貨単位にし、円高に対するリスク低減を行いながら、円高に進めばポジションを追加していくようにしています。
円安にはなりにくい相場だと思いますので、割安だと思えるものを少しづつ積上げていく期間だと割り切り行動を起こし続けるつもりです。
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