こんにちは、つまおです。
投資信託を購入し始めたころ、本で読んだ内容をそのまま真に受け、どういったものかも理解せず損失を出したことがあったので、戒めとして残しておきます。
正直、投資信託始めた頃は、そもそも複数の銘柄に投資されているんだから、分散効果あるし損失出すなんて思ってもいませんでした。特に、毎月分配型なんて購入もしていなかったですし。
投資信託での運用目標
投資信託に関しては、2019年時点では年平均4%が目標リターンで、対象商品を選定しつみたてNISAと楽天ポイントでのスポット購入をしています。
つまり、投資信託自体では大きなリターンは狙わずゆるゆる運用しています。(NISA枠でひふみプラスで50%超のリターン確定もしたことありますが、そんな大当たり?には期待せず)
買わない投資信託
個人的に損失出してもう購入の選択にも入らないのが以下です。
1.バランス型ファンド 2.新興国国債ファンド
1.バランス型ファンド
株式と債券のバランスファンドだったのですが、債券部分の多くが日本の国債が占めており、100万円で購入し3年程度保有したのですが全然上昇することもなく損切りをしたことがありました。
信託報酬も0.7%ぐらいかかっており、未だにその期間資金がデッドストックになり、かつ手数料でお金まで取られていたのが悔しくてたまりませんでした。
2.新興国国債ファンド
たしかこの本だったと思うのですが、新興国も分散しておいたほうが良いと話があったので、信託報酬が低めのものを選び購入しました。
が、購入のタイミングが悪くどんどん下がっていき途中で損切りした記憶があります。それからもう安心を得るために投資信託に関しては、先進国だけ購入するようになりました。
投資信託の運用損益
金融庁が投資信託での運用損益の実態を「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIについて」上で公表しているので紹介します。
前提として、販売会社に銀行を挟んだ場合の数値になります。
46%(手数料控除後)では運用損益マイナスとなっている実態が分かります。その一方で半数以上は、ちゃんと運用益が出ているのも分かります。
投資信託なんてバイ・アンド・ホールドしかしないものなので、販売会社に進められた商品がよっぽど悪かったのかなと推察しています。
残高上位20銘柄でのコスト・リターン(コストは販売手数料投と信託報酬の合計値。リターンは、過去5年間のトタールリターンを年率換算したもの。)も出ており、図から以下が読み取れます。
1.コスト高はリターン高に比例しない 2.販売会社によるコストが1.5%以上かかっている 3.リターンは一番良くて年率12%未満
コストに関して、リターンが確約されている訳でないので1.5%以上どれも支払っており、銀行が販売会社とする選択は個人的にはないなと。
特にコスト高はリターン高に比例しないのは、既知の事実と明白になったのでコスト安は正義ということです。
リターンに関して、1つだけ分布図からずば抜けてはみ出ているのを除いて団子状態だと分かります。
そこから、投資信託という商品のリターン目安は、3~8%(コスト控除前)の間だと読み解き、私の年平均4%も目標も妥当性はありそうだなと思えるデータでしたた。