こんにちは、つまおです。
トランプ大統領のメキシコの壁発言で注目を集め、日本のFX会社でも2017年ごろから徐々に取扱が広がり始めたメキシコペソでの収入作りについて書いて行こうと思います。
先にメキシコペソについて書いておきますと、あくまで”高金利通貨”(金利が高い分リスクも潜んでいる)のため、先進国の通貨に比べ、相場の安定性は欠けますので、資産運用のメインにはしていませんのでその点ご承知おきください。
知っておきたいメキシコ情報
日本人には馴染みが無いというか、TVのニュースでもメキシコ情報は入って来ないので、最低限知っておきたいメキシコ情報を残しておきます。
産業
詳しくは、外務省が出している情報などから確認してほしいのですが、抑えるべきは自動車産業(組み立て工場が多く存在)と石油産業になります。また貿易の最大の相手国は隣接する米国になります。輸出全体の約80%(2017年メキシコ経済省より)を米国が占めますので米国経済の消費力にかなり依存した国という認識が必要です。
石油産業に関して、石油輸出国機構(OPEC)非加盟国になりますので、ニュース等でOPECが減産を決めたと言っても、そこに非加盟国であるメキシコが含まれていませんので留意することが必要です。
石油産業の話は以下の書籍が参考になると思います。インフラ開発の年数とか本当にびっくりします。
長期金利と国の各付け
2019年6月時点で、8.25%になります。高金利通貨の中では、トルコリラに次ぐ高金利になります。
そんな高金利通貨ですが、各付け会社の1つであるS&Pのソブリン各付けリスト(2019年5月31日時点)では、長期通貨自国ではA-となっております。
日本がA+のため、それより2段階低い程度の評価になります。ちなみにトルコは、BB-と投資不適格とぱっと分かる評価になっています。
大統領
2018年12月から大統領に就任した左派ロペス・オブラドールは、大統領選挙の時点では、強固なナショナリストという印象を受けていましたが、実際のところは一番心配していたNAFTA(北米自由貿易協定)からの脱退も起こらず、意外と良識のある人間なのではないかとの見識です。
あとは任期中に、経済依存度が高い石油産業など不安定な経済をどう変化させていくのかが気になるところです。
投資先として魅力的な点
スワップ収益が大きい
証券口座にもよりますが、スワップをちゃんと頂ける口座であれば、多少買値から下がってもスワップ収益が得られるため、精神的に安定して保有を続けることができます。
少額投資が可能
メキシコペソ円は、5円台で推移しているため、米ドル円を108円程度で考え比較した場合に、21分の1の投資資金で”投資”を始めることが可能です。
そのため、先進国の通貨に比べれば不安定なのですが、”少額”に抑えることでリスクコントロールすることで、FX初心者にもおすすめをしています。
2019年もFX初心者の友人に手解を行い、5,000円の利益を出せたと報告を受けています。
上昇相場が存在する
トルコリラ円の場合は、過去のチャート見て貰えばわかりますが、一方的な下げ相場を形成しています。そのため、スワップ収益を得ても含み損でそれ以上の損失を被っている人が多く存在していると思います。
一方メキシコペソ円は、意外と上昇相場が発生することがあるので、極端に高値つかみをしなければ、決済による利益を狙える高金利通貨ペアだと考えています。
私がメキシコペソ円で試したこと
メキシコペソ円に限らずFXでは提供する証券会社(あるいは取引所取引のくりっく365)によって、日々のスワップが異なり、また最低取引数量、スプレッド(買いと売りの差額)が異なっております。
前述の通り、少額投資可能でかつスワップ収益も狙えるため取扱口座を複数試した経緯があります。
一番始めに手を付けたのが、売買コストを気にしスプレッドが狭いマネーパートナーズの証券口座(0.5銭)でお試し運用をしていました。
その後、より高いスワップを求めてくりっく365、ヒロセ通商やLIGHTFXといった証券口座に分散して運用を試していました。
人におすすめできる証券会社口座
前述の4口座程度でメキシコペソ円を運用してみた結果、私が本当に一番おすすめしているのがヒロセ通商のLIONFXになります。
ヒロセ通商の口座開設はこちらからどうぞ
スワップは時期によって変動が激しい印象ですが、メキシコペソは少額投資可能なので相場が下げのときに徐々に買い下がりを行い保有量を貯めて行くのに適しているため、メキシコペソ円のスプレッドが0.4銭で済むのが一番素晴らしいところになります。
高いスワップを提供する一方で、スプレッドが1銭以上かかる会社も存在するため、決済による利益を狙うならスプレッドが低いこちらを強くお薦めです。
特に初心者の方であれば、メキシコペソ円以外の通貨も取引単位を1,000通貨と小さい単位で利用可能なので、少額でお試しできるメリットもあります。