こんにちは、つまおです。
仕事を辞めて投資だけで生きていくための必要なことを考えていきたいと思います。
投資収入での生活
専業投資家になるとどんな生活が得られるのか(メリット)考えただけで、
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- 仕事上の人間関係といったストレスが減る
- 労働に使っていた時間が自由に使える
- 住む場所を選ばない
などがすぐに出てきます。
逆に失うもの(デメリット)として、
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- 仕事を通じての社会との関わりや業務経験の積み重ねが無くなる
- 給与という定期収入が無くなる
- 社会保険料の補助が無くなる
など仕事が無くなるデメリットもパッと複数出てきます。
少なくとも私の場合、お金の不安が無くならない限りは仕事をしながら投資を続ける兼業投資家が性に合っているなと感じています。
生活費
次にお金の不安の大元である生活費がどの程度必要か?という問題です。
正直、どの程度ゆとりや余裕のある生活が送りたいかは個々人で異なるところですので、総務省が発表している家計調査(家計収支編)2019年を参考にしていきたいと思います。
関連情報として、家計調査(家計収支編)は老後2,000万円不足問題ニュースの元ネタだったりします。
数字は2人以上の世帯の表題「都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり1か月間の収入と支出」を参照しています。
全国 | 関東地方 | 東京都区部 | |
消費支出[円] | 277,926 | 293,290 | 325,010 |
東京都区部が全都道府県庁所在の中で消費支出が一番大きく、関東地方や全国と地域が広がるほど金額が小さくなっていました。
ここでは消費支出が一番大きい数値を基準に置き、12ヶ月の生活費の試算をするものとします。
325,010 × 12 = 3,900,120 [円] |
結果、約390万円が1年で掛かる生活費の基準とします。
投資収入
前述の約390万円=投資収入と考えてしまわないように注意が必要です。
投資収入に関して約20%の所得税が掛かるためその分を上乗せする必要があります。(実際は住民税、社会保険料などの負担も発生)
3,900,120 ÷ 0.8 = 4,875,150 [円] |
結果、約488万円という数字が投資収入目標になります。
投資資金
投資において投資資金が大きいほど収益率の数字を低くできるので達成可能性が高まることが容易に想像がつくと思います。
488万円を得る場合の各収益率と投資資金(少数点以下四捨五入)の関係を表にまとめると以下のようになります。
収益率[%] | 投資資金[万円] |
3 | 16,267 |
5 | 9,760 |
10 | 4,880 |
15 | 3,253 |
収益率3~5%は投資資金が1億円前後となるため、投資資金を作る段階で何十年掛かるのかと現実味が湧かないかと思います。
一方で、収益率10%になると投資資金が5,000万円未満となるのでは前者と比べるとまだ現実味が出てくるのではないでしょうか。
但し、収益率10%だとキャピタルゲインで実現するのが現実的かと思われるため、将来にも継続して結果を出せるかは何とも言えないところです。
私の生活レベル
参考までに私の生活レベル(旅行や外食など贅沢機会が少ない)を基準にした場合、投資収入500万円あれば税引き後400万円残るためそれで最低限生きていけると見積もっています。
ただあくまでで最低限というレベル設定であり、会社員にしがみ付かないセーフティゾーンあるいは中間目標といった位置付けになるかと思います。