個別日本株の配当利回りVS投資信託(インデックスファンド)の利回りを比較するとどちらがいいのか?

こんにちは、つまおです。

投資を行うにあたり、まずリスク管理を考えると思いますが利率見込み次第ではリスク許容判断もできると思いますのでそんな情報を書いていければと思います。。

概要

私の場合、2016年12月からFXを始めてメインの投資先になっていますが、如何せんイメージが悪いなと感じています。(私も始めるまでゼロサムゲームで大半の人が損をする金融商品だと思っていました)

私の投資先一覧はこちらの記事を参照ください。

そこでより日本人に馴染みのある個別日本株と投資信託で、利率(利回り)がどの程度見込めるのかについて整理して行こうと思います。

個別日本株の配当利回り

日本人にとって一番投資先として思い浮かぶのが、個別の日本株だと思います。

日本株では1銘柄の株価がどの程度上昇や下降するのかは予測はつきませんが、配当については配当予想があり見込みが立ちます。

そのため日本経済新聞社では、その時の株価と配当予想から予想配当利回りを算出し、ランキングにまとめた情報(100位まで無料閲覧可能)を提供しています。

日本経済新聞社の予想配当利回りランキングより抜粋

2019年8月9日終値時点での予想配当利回りランキングでは、100位までの全銘柄にて5%を超える予想になっておりました。

一方で同じ終値時点で、日経平均だと平均予想配当利回りは2.33%でした。

投資信託(インデックスファンド)の利回り

以前にも記事で書きましたが、投資信託に関しては分配金を行う商品は投資対象から除外しています。

そのため、投資信託(インデックスファンド)の利回りとしては、ベンチマークインデックスの10年平均リターンで考えたいと思います。

    • 対象インデックス一覧

個人的な好みで申し訳ないですが、インデックスは外国株で構成された以下を比較対象とします。(各インデックスの詳細は割愛)

インデックス名 ベンチマークとしている商品例
FTSEグローバル・オールキャップ・ インデックス バンガード・ トータル・ワールド・ ストックETF(VT)
CRSP USトータル・マーケット・ インデックス バンガード ・ トータル・ストック・ マーケットETF(VTI)
MSCIコクサイインデックス eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
S&P500 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
    日経平均株価やJPX400という日本株のインデックスが無い理由は、長期投資において魅力を感じておらずおすすめしないので対象外としました。
    • 各インデックスの利回り

「わたしのインデックス」というサイトで各インデックスの過去パフォーマンス実績として、10年,20年といった期間の平均リターンを閲覧可能なため、そちらの数値を利用致します。

なお、全て「米ドルベース」「配当込み」の数値になります。

インデックス名 1o年平均リターン(%)
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス       *「FTSE 全世界指数」という名称で登録。 10.7%
CRSP USトータル・マーケット・ インデックス 14.3%
MSCIコクサイインデックス 11.9%
S&P500 14.7%

過去10年(リーマンショックやギリシャ危機を含んだ期間)で、いづれも年平均10%以上を達成していることが分かります。

ちなみに、参考までに我が日本の日経平均株価では、10年平均リターンはどうなるでしょうか?

インデックス名 1o年平均リターン(%)
日経平均株価 7.9%

外国株に比べると劣る数値となりました。

日経平均株価をより長い期間で見ていくと、例えば20年だと1%になってしまう惨状があります…

個別日本株と投資信託を比較すると

    • 両者の違い

両者を比較する前に、まずは違いについて理解をしておく必要があります。

個別日本株の方は配当(インカムゲイン)のみでの値であり、株価上昇による利益分(キャピタルゲイン)と株主優待で還元分(株主優待が無い銘柄もありますが)が考慮されていません。

また、お金が入ってくるタイミングも個別日本株の方は、配当金のため毎年配当日には入ってきますが、投資信託のほうは、決済したタイミングで入ってくる違いがあります。

    • 両者の共通

共通して言える点としては、個別日本株でも投資信託でも長期保有(複数年)する前提であることです。

根底にある考えとしては、経済は良かったり悪かったり波のように年々変化するため、期間を長くすることで変化をなだらかにして良い時悪い時を含めて見る必要があると思っています。

そのため、投資信託の平均リターンも1年や3年などではなく、過去10年(リーマンショックやギリシャ危機を含めた)の結果で紹介致しました。

    • 比較してみて思うこと

投資元本の大きさやリスク許容度といった前提を無視して考えるならば、個別日本株のほうが魅力的だと思います。

配当金と株主優待どちらも有る銘柄の前提ですが、配当金に加えて、株主優待の還元が上乗せされて、単年の利回り見込みが分かるのが良い点です。

但し、「配当金」「株主優待」はインカムゲインになりますので、価格変動の差金によって得られるキャピタルゲインに比べて金額が小さいことを必ず理解しておく必要があります。

そのため、株価急落による含み損が発生した場合に、その多くのケースで「配当金」「株主優待」だけではすぐに補填できないため注意する必要があります。

また更に言えば、「配当金」「株主優待」も突然その企業が止める可能性もあるため、「配当金」「株主優待」が貰える前提で株価が割高のときには買ってしまわないような自制が必要になります。

その割高なのか?が個別株の難しいところでもあるのですが…

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【参考情報】インフラファンドの分配金

REITと呼ばれる不動産投資信託という商品では、投資した不動産からの売買益や家賃収入で得た利益を分配金として投資家に還元してくれる商品があります。

その中で個人的に、インフラファンドと呼ばれる銘柄に興味を持っていますので、今後どこかで投資先の選択肢として紹介していきたいと考えています。

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